クラウドファンディングの仕組みを用いてインターネット上で複数の投資者から出資を募り、その出資金を充てて実物不動産を売買・賃貸等し、その収益を分配するファンドのことをいいます。一口あたりの金額が安く、少額から投資することができる点が特徴として挙げられます。不動産クラウドファングは、第二種金融商品取引業者ではなく、不動産特定共同事業法の許可を受けた事業者が行う事業ですが、特別目的会社（SPC）をビークルとして利用する場合（特例事業スキーム）、SPCから委託を受けて当該権利の出資者を募る行為（第四号事業）は第二種金融商品取引業に該当します。